北野をどり!

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今日は上七軒歌舞練場で開催されている『北野をどり』を観てきました!
保育園のママ友だちに招待券を頂いたのです。
ぞろぞろと、家族4人でお邪魔しました。

この季節、京都の花街はそれぞれ『都をどり』 、『京おどり』などと銘打って舞踏公演を開催しています。
これまでにも『京おどり』をしていた宮川町歌舞練場の裏をたまたま通って、出番を終えた舞妓さんや芸奴さんを見かけたことはあったのですが、公演に行くのは初めて。
4歳の娘と一緒に日舞を始めようかな、とも思っているので楽しみで仕方がありませんでした。

会場につくと、まずはお茶席に向かいました。
お茶とお菓子を頂くだけかと思っていたら、なんと芸奴さんのお点前によるお茶を楽しませていただきました。(いい写真が撮れませんでした・・・。)
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お庭や鯉のいる池があったので、そちらで遊んだりお団子を食べたりしているうちに開演のお時間に。
はじめの演目は分かりやすいストーリーで、動きも分かりやすかったので、4歳の娘は真剣に舞台を見つめていました。踊り手さんたちが舞台の袖へ行ってしまうと、「どこいく~?」なんて言ったりしていました。
途中、1歳の娘がぐずったりもしたけれど、2幕からは2階の升席が空いていたのでそちらに移動させていただいて、のんびりゆったりと鑑賞することができて、楽しかった~!

子ども達が「お魚、みにいく」と言って外に出たので、最後まで鑑賞することはできませんでしたが、それでも色々と楽しませていただきました。
上七軒歌舞練場はなかなかの古さですが、会場がこじんまりとした広さで「昔の芝居小屋ってこんな感じだったのかな?」と思わせる造りでした。
お2階の升席に座れたこともなんだか楽しかった。
舞妓さんも芸奴さんも綺麗でした。
友人によると、数年前、不況のころの北野をどりは出演者が少なくて、年齢も若くはない人が多く、演目もあまりよくなかったそうです。
でも今回は出演者は多かったし、若い舞妓さんも多くて内容もよかったのでした。
そんな北野をどりに誘ってくれて、本当にありがとうございました!
この友人のお子さんはまだ1歳なのに歌舞伎が大好きで、昨日は『都をどり』を観劇してきたのだそう!
真剣なまなざしで舞台を見つめる姿が印象的でした。
ときどき歌舞伎の見得を切ったりしてくれて、かわいかった~!
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帰宅して、「はぁ~、綺麗だったなあ」と感激冷めやらずにふとテレビをつけたところ、渡辺淳一が出ていました。
そこには彼が京都の花街で遊んでいる様子が映し出されて、舞妓さんに「おれがだんなになってやろうか?」と言う姿が・・・!
舞妓さんはにっこり笑って、「へえ。おおきに。」と応えるんです。
なんだか、芸事を極めて、可愛いくて綺麗な舞妓さんや芸奴さんはやっぱり生粋の水商売なんだ、とまざまざと見せ付けられた気分でした。
ああ。渡辺淳一の顔を思い出すと、ぞぞっとします。
大変なお仕事だなあ。

いつもジレンマを感じるのですが、「京都の花街文化は無くしたくない」という気持ちはあるけれども、「自分の子どもや知っている子どもはその道に入ってほしくない」と思います。
花街がなくなってしまったら、芸事を極めようと思う人がいなくなるかしら?そんなことはないのではないかな?
でも、お座敷に上がることでしか学べないものもあるのかなあ?
あの色っぽさ、艶っぽさを身につけるためにはお座敷に上がることは重要なようには思いますが・・・。
15歳くらいのころからお茶屋さんで寝泊りして、昼は芸事を学んで、夜はお座敷で酔っ払いのお相手をして、そしてお金持ちのおじさん(おじいさん)に見うけされる・・・。
なんだか不条理を感じてしまいます。
『お茶屋遊び』そのものが文化だという考えもできますが、お茶屋遊びを知らない私はその点の判断ができません。
このファジィさが日本らしいようにも思いますが・・・。

と、渡辺淳一に色々と考えさせられた日曜日の夜でした。
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by ayats29 | 2006-04-24 04:05 | 京都
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