一澤さんのかばん屋さん

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『一澤帆布』をご存知ですか?
帆布(キャンバス)製のかばんが全国的にとてもとても有名なお店です。
もともと牛乳屋さんや新聞屋さんの配達用かばんなどを作っているお店で、
今年4月に開校した同志社小学校の指定かばんが一澤帆布製のキャンバス・リュックだそうです。

東大路通りに面してお店があって、私は毎朝・毎夕、子ども達の保育園への送り迎えのために
前を通っています。
ある頃から『最近、いつもお店が閉まっているなあ?』と思っていました。
と、友人から「あそこは閉店しちゃうんだってね」と聞かされて。
びっくりしたのでホームページを調べてみると、いろいろな相続問題が起きていることを知りました。
先代が亡くなって、相続争いが起きて、お店の経営にあまり参加していなかった長男さんや四男さんが経営権を握ってしまって・・・。
でも、お店を今のように全国的に有名にしたのは三男の信三郎さんのようで・・・。

私はそれほど一澤さんのかばんファンではなくて『牛乳屋さんにでもなったらここの丈夫なかばんを使おう』程度の認識でした。
でも、今回の騒動で元社長の信三郎さんの人柄とか経営が大変だったころの話を聞いて、なんだか信三郎さんのファンになってしまいました。
一澤帆布の職人さんたちが全員、信三郎さんについて行ったことにも感動しちゃいまして。

そこで、信三郎さんが新しく作った『一澤信三郎帆布』へ行ってきました。
ちなみにこのお店、もともとの『一澤帆布』の蓮向かいにつくられています。
かばんを製造する『加工所』は『一澤帆布』の数件となりにつくられてます。
4月にお店ができて、9時の開店前からたくさんの人たちが行列を作っている姿や
新しくできた加工所で職人さんたちが作業する姿、もとの『一澤帆布』の入口が布で
覆われたまま休業状態のままの様子を毎朝・毎夕眺めながら、家族のあり方とか
人との関係とか、色々考えちゃいました。
信三郎さんは今のお店は『仮店舗営業』と言っていて、いつかはもとの場所に戻るつもり
だからもとのお店を挟むような形で新しいお店や加工所を作ったみたいですね。
そんな近くに、すぐに場所を確保できてしまうことにも驚いたり・・・。

さてさて、新しいお店に行ってみると全体の雰囲気はあまり変わらず、でも以前はなかった柄物が登場していました。
しっかり作られていて、いかにも丈夫そうです。
私はエプロンがちょっと気になりました。
でもやっぱり普段使いにするには丈夫すぎるし重すぎる!
ということで、やっぱり私は『牛乳屋さんにでもなったら買う』ことにしました。
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by ayats29 | 2006-06-18 07:26 | 京都
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