祇園祭 鉾建て

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10日の月曜日から鉾建てが始まりました。
『鉾(ほこ)』は屋根に長い槍のような武器(鉾)を持ち、直径2メートルもの車輪が付いたものです。鉾の2階にはお囃子をする人々が乗り、巡行の際には出発や辻回しの音頭を取る人が1階(?)部分に2人たち、屋根の上にも数名の人たちが乗ります。
有名なものに、先端に長刀型のものをつけた『長刀鉾』や月型のものをつけた『月鉾』があります。
長刀鉾だけには、2階部分に生身のお稚児さん(10歳前後の少年)が乗るのですよ。
(他の鉾には稚児の人形が乗せられるんです。)

この写真は長刀鉾の鉾建て風景です。(先端の長刀まで写せませんでした・・・!)
長刀鉾は山鉾巡行の先頭を行くことに決まっています。
それはきっと、祇園祭が疫病を鎮めるために始まったお祭りだからなのでしょうね。
背が高く、乗り手も多い鉾の組み立ては10日から13日にかけて行われますが、山は12日か13日の1日だけで建てることが多いようです。
『山』は屋根に鉾の代わりに松の木を持っていて、車輪のあるもの、人が担ぐものなど様々あります。

ちなみに、こういった鉾や松の木には、疫病神が吸い込まれると考えられているのだそうです。
祇園囃子はそれらの疫神を鎮送するお囃子なのだそう。
日本各地に山車の出るお祭りはたくさんありますが、ご先祖たちのそういった思いがこめられているのですね。
『お祭り』といえば、『楽しいこと』としか思っていませんでしたが、お祭りの持つ意味をもっと深く考えていきたいな、と思います。

とはいえ、楽しいお祭り!
祇園祭の間はお店のウィンドウも祇園祭モードになって、それを見ることも楽しみのひとつです。
京人形のお店では、小さな山鉾が飾られていました。
(お時間があったらdiary archives2005年7月の欄もご覧くださいね)
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by ayats29 | 2006-07-12 04:09 | 京都
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