六道まいり

f0073974_6472356.jpg

8月10日、『六道まいり』に行ってきました。
『六道まいり』はご近所にある六道珍皇寺というお寺で毎年、お盆の8月7日から8月10日まで開催されます。
普段は人もまばらでかなり寂しい雰囲気のこのお寺がこの時期だけはものすごい人で賑わうのです。
朝早くから、バスがお年寄りでいっぱいになっていたり・・・。
京都にやってきて、最初に驚いたことでした。

このお寺、いろいろと不思議な言い伝えがあります。(昨年の日記にも書いたのですが、また書いちゃいますっ。)
まず、ここは平安時代に野辺送りをした鳥辺野の入口にあたるということ・・・。
その辺りは冥界と現世の分れ道“六道の辻”と呼ばれていた事・・・。
そして、冥界へつながる井戸がある、ということ・・・。
六道まいりでは境内で売られる『高野まき』と『水塔婆』を持って『迎え鐘』と呼ばれる鐘をつきます。
この鐘の音が冥土に届いて、ご先祖さまがその音を頼りに現世に戻ってくる、と考えられているんです。
毎年、この鐘をつくためにたくさんの人が並んでいて、今年もつくことはあきらめました。

でも今年は『西福寺』で迎え鐘をつくことができました!
六道まいりへ行くのは2回目だったのですが、前回は六道珍皇寺しか行っていませんでした。
あまりにもその界隈に人が多くて、疲れたことも理由のひとつ。
ところが、今年は最終日だったこともあってか、参詣者がまばらでした。
それはそれで子ども連れにとっては嬉しいことで、ほかのお寺にもらくらく行くことができました。

西福寺は六道珍皇寺をもう少し西へ行ったところにあります。
お寺の角には『六道の辻』の石碑が建っています。
お隣に六原小学校があって、その隣には六波羅蜜寺があります。
この『西福寺』は普段でもちょっと怖い雰囲気がするので入ることを避けていました。
でも、こちらで授与される小銭がとても効力があると聞いて、張り切って行ってきました!(動機が不純?)
小銭を納めると、『どうぞご家族分おとりくださいね』と優しいおばあちゃんが言ってくださったので、家族分を頂きました。
これをお守りとしてお財布や免許証に入れておくと良いのだそうです。
来年、またこの小銭をお納めして、新しい小銭を授かるという仕組みだとか。
来年もまた参りますね!

ちなみにこの六道まいりについて、今回は『衝撃の事実!』を知ってしまいました。
六道まいりのことをネットなどで調べると、『京都の上の方に住む人は千本えんま堂へ行き、下の方に住む人は六道珍皇寺へ行く』と書かれていたので、この期間は京都中の人が六道まいりに出掛けるのだと思っていました。
ところが、かなりの確率で多くの京都人が六道まいりのことを知らないのですっ!!
もう、驚いてしまいました。
「何それ?全然知らない」という人もいれば、「聞いたことはあるけど、行った事はないよ」と言う人も・・・。
私が彼らに六道まいりについて説明するという変なことになっちゃいました。
そんなものかもしれませんね・・・。
京都人の友人が言うには、「京都の人は自分とこのお墓へ行くのじゃないかしら?バスに乗ってやってくる人たちはちょっと遠方の関西圏の人じゃないのかしら?」とのことでした。
そうなのかー!!
『京都における「六道まいり」認知度に関する調査』とでも題して、レポート書いてみたくなりました・・・!

※下の2枚の画像は『萬燈会』を開催していた六波羅蜜寺の様子です。
f0073974_724650.jpg
f0073974_7241744.jpg

[PR]
by ayats29 | 2006-08-12 07:29 | 京都
<< 能楽堂 京都観世会館 『はとの日』にケーキバイキング >>