お千度

f0073974_23372414.jpg

日曜日、アトリエのある町内会の行事へ家族ででかけました。
行事の名前は『お千度(せんど)』。
町内会が八坂神社の氏子だということで、毎年春に八坂神社でお千度と役員総会をするのだそうです。
『お千度』と聞いても何のことかさっぱりわからなくて大家さんに聞いてみたけれど、「うちとこは八坂さんの氏子やから、お千度をするのよ~」と身振り手振り入りで説明(?)してくれたのだけど、やっぱりよくわかりません・・・。
でもなんだかおもしろそう~。
ご町内の皆さんにご挨拶できるチャンスでもあるし、参加させていただくことにしました。

集合時間に八坂神社に行ってみると、ウチの町内のほかにもお千度をしている町内会がありました。
そしてそこには古い古い木箱が。
蓋の内側には『○○年間』と江戸時代らしき年号が書かれていました。
木箱のなかにはなにやら墨で文字が書かれた大小の木札がたくさん。
小さな木札には『町内安全』などの文字が書かれ、大きな木札には『五百度』、『七百度』、『千度』などの文字が。
好きな木札をいくつか持ち、その枚数分だけ、本殿の周りをぐるりと周ってはお参りするということでした。
「『七百度』のお札を持って一周回れば『千度』まであと300回足りないっちゅうことですわ」と町会長さんが教えてくれました。
『お千度参り』のことなんですね。
私はたまたま『千度』の札を見つけてしまったので、横着にも『千度』の札を持ってお参りしちゃいました~。
願いが成就するかな?
一緒に周った子どもをたまに叱りながら周っちゃったから、ご利益、ないかなぁ?

お千度のあとは本殿で御祓いを受け、普段は入れない本殿の裏側、『神様に最も近いとされる場所』をご案内いただきました。
裏側に行くまでの廊下には八坂神社に使われていた昔の瓦がいくつか展示されてました。
よく見ると「平安後期」などという文字が。
ひゃぁぁ。お隣にいたおばあさんと「昔過ぎてよくわからんねぇ」なんて話しながら進みました。
本殿の真裏にはスサノヲノミコト(素戔嗚尊)、クシイナダヒメノミコト(櫛稲田姫命)、そしてその二人の子どもであるヤハシラノミコガミ(八柱 御子神)が祀られていました。
その向かいには『感神院』と書かれた看板が設置されていました。
これまで知らなかったのですが、『八坂神社』という名前は明治時代の『神仏分離』の際に生まれた名前なのだそうです。
それ以前は『感神院』とか『祇園社』と呼ばれていたのだとか。
なんだかあまりにも長い歴史を前にクラクラしながら本殿を後にしました。
[PR]
by ayats29 | 2008-04-08 23:44 | 京都
<< 常盤御殿でお雛さま サクラサク >>