常盤御殿でお雛さま

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お千度のあと、八坂神社にある宴会場で懇談会がありました。
緊張しながらも楽しいひとときを過ごさせていただいたあと『雛展観会はお2Fへ』という看板を見つけたので行ってみました。
誰もが知っているイベントなのかと思って何人かの町内の方たちにも「お雛さまの展示があるみたいですね?」と言ってみたのだけど、みなさん「へぇ。そうなの?」というくらいの反応。
「行かなくてもいっか?でもせっかくだから覗いてみる?」と夫と話しながら行ってみてびっくり!!
すばらしい展示がすばらしい建物でありました。

会場は常盤殿。常盤新殿、常盤御殿とも呼ぶそうです。
「八坂神社に常盤殿というところがあるみたい」ということは、『常盤殿はこちら』というような看板を見て知っていたけれど、贅沢な建物でした。
なんだかちょっと神社にはそぐわないくらいの豪華さだなぁ、と思ったら、もともとは天皇家に縁のある『光照院門跡の寝殿』だったそうです。それが江戸幕府の寄進で再建されたあと、明治後期に三井邸に移築されたものだとか。
す、すごいですね。
天皇家の縁のあるものを三井家が買っていたということがまた、『財閥』てすごかったんだなぁ、と思います。
その後、昭和31年に八坂神社に移築されたのだそうです。
今回の展観会のお雛様やその調度品の数々も三井家が八坂神社に寄贈したものでした。
若いお雛様もかわいかったけど、年を取ってから作らせたという『老雛』が素敵でした。

会場で受付してくれていた巫女さんたちに聞いてみると、この『雛展観会』は毎年4月最初の週末の3日間だけ開催される、とのこと。
この日はなんと最終日、招待客のみが入場できる日だったそうです。
着物姿の方が多くて、たくさんの人々が「この展観会目的で来た」という雰囲気だったのですが、ご招待された人々だったのですね。
でもなぜか、その特別な日に私たち家族4人も入場させていただいて、お茶とお菓子までいただいちゃいました。
八坂神社の神紋である『巴(ともえ)』と『木瓜(もっこう)』を象ったお干菓子がかわいかったです。

京都でなくてもそうですが『知らないと何も知らないままで終わってしまう』ということが山ほどあるのだなぁ、と改めて思わさせられる嬉しい体験でした。
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by ayats29 | 2008-04-08 23:59 | 京都
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