柿渋+べんがら+えごま油=?

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古道具屋さんで見つけた古い総ひのきの棚。
お店のお兄さんのアドバイスに従い、柿渋を塗ることにしました。
柿渋、「山中油店に行ったらありますよ」と教えてくれたので「油店に柿渋?」と思いながら行ってみました。
そうしたら、ありました!
『油』というと食用油をまず思い浮かべていましたが、住宅用油というものがあるんですね。正式には『建築・工芸用油』というみたいです。
山中油店では数種類の建築用油がありました。
お店のおじちゃんが丁寧にそれぞれの特徴を教えてくれました。
「柿渋を塗りたいのですが」と相談すると「それならべんがらも加えたほうがいいでしょう」とのこと。
べんがらは『紅殻』と書きます。「紅花油の殻なの?」なんて思ってましたが、酸化鉄が原料で、もともとインドのベンガル地方の産物だったからべんがらと名づけられたのだそうです。
このべんがらと柿渋を合わせて塗装するといいと教えてもらいました。
仕上げには油!
艶が出るだけじゃなくて防水性を高める効果もあるのだそうです!
私は一番扱いやすい、とおススメされたえごま油にしました。

おじちゃんに教えてもらったとおり、べんがらと柿渋を合わせて2度塗りし、最後にえごま油を塗りこみました。
う~ん。楽しい~!そして・・・、なかなかの出来栄えっ!
もとの木の色が完全に消えてしまったので「柿渋だけ塗ればよかったかなぁ」とも少し思いますが・・・、でも気に入ったものができました。
もうひとつ、古い棚も塗装しました。
困ったのは柿渋のにおい・・・。
すこし発酵したような、お酒のようなにおいがするのだけど、これが1週間くらい取れないんです。くさい・・・。
でも昨日くらいから急に臭わなくなりました。
イベント前に臭いがなくなってよかった~。

江戸時代に建てられた山中油店では、毎日、柱に菜種油をすりこんでいるのだそうです。
それであんなに黒光りして美しいんですね。
私も家具をときどき油で磨いて、長く大切に使っていきたいです。
・・・ちなみに、引き戸の取れてしまった金具、この前から金物屋さんを探したけれどもないので引き戸一枚で使うことにしました!
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by ayats29 | 2008-06-10 07:19 | アトリエのこと
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